身近に行われているjcss校正の種類

jcss校正とは「ISO17025」の要求事項に準拠していると認められた機関で、トレーサビリティ(ここでは国家標準をクリアしているかどうかを調べるというような意味)のある校正をするための制度のことを言います。この制度の管轄は経済産業省の独立行政法人製品評価技術基盤機構niteというところです。もっと簡単に説明しますと、決められた機関で行なわれる、国家標準を満たしているかを調べる制度のことをjcss と言います。具体的にどのようなものを測定するのかというと、長さや質量、圧力や光、濃度や粘度など項目は様々なものが検証可能です。この記事ではどのような事業が登録されているのかなどを中心に、jcssについて紹介していきます。jcssにご興味を持たれた方は、参考にしてみてください。

jcss校正に登録されている事業について

jcss校正についてサイト内の検索機能を使用し、どのような事業所が登録されているのか検索してみました。東京都で長さの登録区分に属している事業所は2018年9月11日のデータで10箇所存在しています。日本電気計器検定所や分析や計測などを行っている会社の試験機校正室や校正部などのjcss校正に関連がある会社などが登録されていました。続いては大阪府と質量で検索をかけてみます。12の事業所が該当していることがわかりました。こちらも東京都で検索した場合と同様に校正室や校正部などが登録されています。普段からjcssについて意識されている方はそこまで多くないと思われます。自分が普段使っている製品や利用しているサービスにはどのような基準の検査が行われているのかを調べてみると、面白いかもしれませんね。

jcss校正が必要な理由について

そもそもjcss校正は何のために必要なのかと疑問を持たれる方もおられるでしょう。具体的な例をいくつかあげて説明していきます。A社の洗濯機とB社の洗濯機があるとして、どちらの洗濯機も頑固なシミが落ちると宣伝していたとします。頑固なシミとは何でしょうか、醤油やソースのシミでも泥でもそれは頑固なシミと一括りにできるでしょう。しかし購入する側としては、頑固なシミと言われるよりはこのくらいのレベルの汚れが落ちると数値化されていた方が比較しやすいと言えます。定規を販売している文具メーカーが会社ごとに1cmの長さが変わってしまっていたとしたらとても不便です。このようにあるものの数値やレベルに具体的な基準を設けることで、全体像を把握しやすくさせる役割がjcssにはあると言えます。